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浜松市ささえあいハッカソン2020
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浜松市の福祉・介護・医療現場の課題をスタートアップにつなぎ
「ささえ合いのイノベーション」
を生み出すコミュニティを創造しよう!

「静岡県に位置する政令指定都市・浜松市。ヤマハ・スズキ・カワイ・ホンダをはじめ、日本の製造業を支える技術を持った数多くのメーカーが息づく「ものづくり」のまちとして知られています。近年は、SDGsやデジタルトランスフォーメーションなど、新たなの取り組みも加速している同市が、2017年から取り組んでいるのがベンチャーの力による課題解決を目指す「ハッカソン」イベントです。
今年は全日程オンラインで実施。課題当事者から実際に話を聞いたうえで、その課題を解決するアイデアを考え、初期ダーティプロトタイプ(ハリボテ的なものでOK)を作り、アイデアをプレゼンテーションするまでを実施します。
アフターフォローとして、そのアイデアを形にするまでのフォローアップイベントも実施し、一過性のハッカソンに終わらない「浜松市を通じて課題解決に関わるイノベーションコミュニティ」を参加者とともにつくることを目指します。


テクノロジー×地域力で浜松の2025年問題を解決する!


※ 写真提供:一般社団法人ICTリハビリテーション研究会


今年は、健康維持や疾病予防も含む「福祉・介護・医療」ジャンルの課題にフォーカスして開催します。
日本は、2025年、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になる「超高齢化社会」に本格的に突入します。高齢化は、それまで地域を支える「プレイヤー」だった人たちの「共助」の力をじわじわと弱めていく時代でもあります。 浜松市ではきたるべき2025年にむけ、今年度(2020年度)から「「予防・健幸都市 浜松」」をスローガンに、疾病や介護の予防に官民を挙げて取り組むプロジェクトを開始し「健康で長寿を重ねることができるまちづくり」を目指しています。
一方、「障害・疾病」は高齢者に特化した課題ではなく子ども・若者・働き盛りの人たちも無関係ではありません。また「健康」はかならずしも身体的状態のみを指すことでもありません。
特に、Covid-19感染が広がった2020年、誰にとっても「健康」や「ケア」は関心を払わざるを得ない問題となりました。
医療ケアが必要な子どもたちや要支援と判定されたお年寄りは、室内に閉じこもりきりになり訪問リハビリ・介護の機会が減ってしまいました。また、一人暮らしの若者・子育て中のお母さんなどには、孤独感が増大し、精神的に不安定になるなどの影響も出ています。発達障害をはじめとするさまざまな障害によって、社会参加が難しい状況にある人たちもいます。


エンジニア・デザイナーをはじめ、企業の有志や学生・支援者も歓迎

本ハッカソンでは、エンジニア・プランナー・デザイナーのみなさんに、浜松市内に住むこれらの課題の当事者・支援者から直接話を聞く機会を提供します。 そのうえで、「当事者の心身・生活に密着した現場でテクノロジーを活用する」未来を見据えたアイデアを出していただき、「地域共生社会」実現に貢献する解決策の初期プロトタイプをつくることを目指しています。

ハッカソンの流れイベント概要
各イベントの詳細はをクリック!


11月28日からの実施に先立ち、10月19日夜に行われる事前説明会では、本ハッカソンの概要説明・「予防・健幸都市 浜松」プロジェクトの説明のほか、2人のゲストをお招きし、HackCamp・Code for Japan代表の の関治之を交えたトークイベントを行います。トークでは3人の実践から、「地域・当事者の課題から出発するものづくり」とその創造を担うコミュニティの重要性について語りを深めていきます。

タイムテーブル 19:00 開会
オリエンテーション(事業紹介)
19:15 地域の課題探索
「始動!浜松ウエルネスプロジェクト
 予防・健幸都市の実現に向けて”」
 浜松市健康福祉部副参事 鈴木 久仁厚 氏
19:35 トーク登壇者活動紹介
・ICTリハビリテーション研究会
 代表理事 林 園子 氏
・ファブラボ浜松
 代表 竹村 まさと 氏
20:05 3人トーク
「地域のイノベーションコミュニティを持続させるハッカソンとは?」
 林 園子 氏
 竹村 まさと 氏
 関 治之(HackCamp代表)
21:05 質疑応答
本ハッカソン参加申し込みとSlackコミュニティのご紹介
21:30 終了
開催場所 オンライン
参加費 無料
参加対象 どなたでも参加可能。
(ヘルステックに関心のある起業家、介護・福祉関係者、学生など)
参加方法 エンジニアプラットフォーム「connpass」より参加申込をお願いいたします。
参加のお申し込みはコチラ
TALK THEME
PROCESS:01のトークテーマ

トークタイムのテーマは「地域のイノベーションコミュニティを持続させるハッカソン」。
地域で課題探索ができ、ともにサービスを構想できる「コミュニティ」こそが、イノベーションを生み出す基盤となることに焦点を当てたトークとなります。
登壇者は、課題を持つ当事者とデジタル工作機器との出会いによってこれまでの職能の再発見をした「一般社団法人ICTリハビリテーション研究会」代表理事で作業療法士の林園子さんと、デジタル工作機器とデータの共有による地域発のものづくりの可能性を追求している「ファブラボ浜松」の竹村まさとさんのお2人。モデレーターはHackCampが務めます。
林さんは地域でニードを持つ人(当事者)を支援する作業療法士×デジタルものづくりの伝道者として「課題が創造の種」になる具体的活動とコミュニティ形成について知見を共有いただきます。 さらに一時的なハッカソンイベントを、地域の持続的なイノベーションコミュニティに醸成していくための実践についてもお話をうかがいます。

また、アジア・EUなど世界のさまざまなファブラボコミュニティを訪問してきた竹村さんは、エンジニアが地域と協働し、テクノロジーが課題解決に貢献した多種多様な事例を紹介します。また、地元・浜松で実現したフェイスシールドづくりなどについてもうかがいます。 パネルトークに登壇する関治之は、1人1人のアイデアを生かしながら、組織を動かす「ビジョン」創造を支援する株式会社HackCampの代表でもあり、シビックテックコミュニティづくりを進めている一般社団法人Code for Japan代表理事として、東京都のCovid-19情報サイト構築などに関わってきました。
一過性のイベントを、持続するコミュニティに生かすために必要なこと・福祉ジャンルをテーマとしたものづくりの面白さや価値について、3人に話を聞いていきます。

今回の「ささえあいハッカソン」は、これまでの「イベントが終わったらつながりも切れる」という形ではなく、作り上げた初期プロトタイプ・アイデアを参加者全員でブラッシュアップしたり、行動計画をつくったりと「実現に向けたアクション」を取り入れていることが特徴です。
このため、外部審査員による「評価」ではなく、ハッカソンで見いだしたアイデアを育てる「フィードバック」に力を入れ、授賞は参加者相互の投票による「オーディエンス賞」のみを実施いたします。
また、オンラインハッカソンであるためガジェット提供等はありませんが、ファブラボ浜松と連動し、リモートで3Dデータ出力ができたり、初めて3Dデータをつくる参加者のためのオンラインハンズオンがあったりと、遠隔ならではの体験や学びの機会も取り入れる方針です。
テクノロジーを生かして、当事者やコミュニティが抱える課題の解決に関心あるエンジニア・デザイナー・学生の方の参加をお待ちしています。
以下は、ハッカソン3日間の日程案となっています。(状況により変更する場合もあります)。
参加者のみなさまにはConnpassメッセージやSlackを通じて、随時お知らせいたします。

DAY01・11/28(土) 10:00 本ハッカソン説明
 ・鈴木康友浜松市長ビデオメッセージ
 ・スケジュール・グラウンドルール説明
10:20 接続確認、ツール練習
10:40 『浜松市の課題・政策について』
 浜松市健康福祉部 鈴木久仁厚副参事
11:00 付箋書き・気づきの共有
11:10 『ヘルステック最前線』
 神戸情報大学院大学 客員教授 小塩 篤史 様
11:40 付箋書き・気づきの共有
11:50 昼休憩
12:50 午後の進行説明
13:00 課題提供
 13:00 平野 由利子 様
 13:15 あんしんの里 様
 13:30 金原 久美子 様(コミュニティナース)
 13:45 聖隷婦人科啓発プロジェクト 様
14:00 休憩
14:10 問いづくりワーク
15:00 問いの全体共有
15:30 休憩
15:40 グループ調整タイム
15:50 ゼブラブレスト
16:10 行為のデザインシート/アイデア投票
17:00 休憩
17:10 アイデアとチーム決定
17:20 フリーディスカッション
 チーム情報・質問リスト作成
17:50 事務連絡・次週スケジュール
18:00 記念撮影・終了
DAY02・12/5(土) 午前
・ハンズオン①
 3Dデータアプリ使い方講座(参加自由)
・ハンズオン②
 記録・プレゼンツール
 「fabble」使い方講座(参加必須)
午後
・開発タイム
・中間報告プレゼン
・アドバイスタイム
・開発タイム
DAY03・12/12(土) 午前
・開発タイム
午後
・プレゼンテーション
・アドバイザーによるフィードバック
・参加者間のフィードバック
・オーディエンス賞の発表
・ブラッシュアップ&行動計画策定ワーク
・行動計画共有
開催場所 オンライン
参加費 無料
参加対象 エンジニアだけではなくデザイナー・プランナー・学生・福祉/医療/介護/療法士など支援者の方の参加も歓迎いたします。
1人の参加でも大丈夫です。Day1で提供される浜松市の課題について対話を深めたのちに、チーム分けをいたします。
また、企業や研究室単位のチーム参加もOKです。

チーム分けのあとは、ZOOMやオンラインコミュニケーションツール「Slack」でやり取りを重ねて、12月12日の成果発表に向けて共同作業を展開します。
参加方法 参加同意書ページをご確認頂いた後、参加のお申し込みをお願いします。

同意書・参加お申し込みはコチラ
AWARD
オーディエンス賞の採点方法について

各グループの成果物を発表した後、オーディエンスのみなさんで投票します。 以下の5つの基本的視点で、項目ごとに1〜5点の評価します。
①アイデア(独自性・新規性・優れた着眼点)
②完成度(機能性・エンタテインメント性=楽しさ・面白さ)
③デザイン(使いやすさ・美しさ)
④テーマ性(テーマとの一致)
⑤持続・発展可能性(共感・必要性)

プロトタイプを実現するために役立つ浜松市のベンチャー支援制度や地元ベンチャーコミュニティの紹介、ガバメントテックのレクチャー、クラウドファンディングの基礎知識などについて専門家がフォローします。

開催日時 2021年1月23日土曜日13時〜15時
開催場所 オンライン
タイムテーブル ・開会
・オリエンテーション(事業紹介)
・レクチャー①
 UrbanInnovationJapan
  代表 吉永 隆之 氏
・レクチャー②
 浜松市のベンチャー支援政策について
  浜松市産業部
参加費 無料
参加対象 どなたでも参加可能。
(ヘルステックに関心のある起業家、介護・福祉関係者、学生など)
参加方法 エンジニアプラットフォーム「connpass」のサイトより参加表明をお願いいたします。

お申し込みはコチラ

PROCESS : 01 & 03 登壇者

ICTリハビリテーション研究会 代表理事
林 園子 氏
一般社団法人ICTリハビリテーション研究会代表理事 新潟県出身、作業療法士として20余年臨床に携わるかたわら、2018年1月に作業療法士・理学療法士らとエンジニア・プログラマー・障害を持つ当事者などで構成するリハビリテーションへのICT活用を促進する研究会を設立。「その困難を創造力に」を団体のミッションに掲げ、課題を持つ当事者とともにデジタル工作機器を使って自助具をつくるワークショップを実施している。ファブラボ品川ディレクター(東京都)。2019年8月に出版された「はじめてでも簡単!3Dプリンタで自助具をつくろう」(三輪書店)の編集・著者。

2003年国立沼津工業高等専門学校卒業。業務ソフトウェアの開発、製造装置開発に従事。 2014年 マサチューセッツ工科大学が主催する遠隔講義FabAcademyを卒業し、現ファブラボ浜松テイクスペースを設立。これまでアメリカ、南米、ヨーロッパ、アジアの草の根ラボを巡り、Makerと呼ばれるものづくりにアイデンティティを持つコミュニティを調査してきた。その経験を元に、浜松に「ファブラボ浜松テイクスペース」を設立し、デジタルものづくりのコミュニティを運営中。

大野 駿太郎 氏

富山大学医学部卒業、現同大学院生。神経科学の研究を行う傍ら、データ処理・科学計算関連のOSS開発を行っている。2020年2月には、メンターとして「総務省主催地理空間情報ハッカソン」に参加した。また、富山県魚津市が行っているゲームクリエイター養成事業「つくるUOZU」にもサポーターとして参加しており、ゲーム開発ハッカソンではメンター兼審査員を務める。好きな言語はRust。




株式会社HackCamp 代表
一般社団法人Code for Japan 代表理事
浜松市デジタル・スマートシティフェロー
関 治之

開発者として主に位置情報系のサービスを数多く立ち上げ、テクノロジーを活用したオープンイノベーションについて研究してきた。 東日本震災時に情報ボランティア活動を行なったことをきっかけに、住民コミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決することの可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパンを設立。 以降、「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をテーマに、会社の枠を超えて様々なコミュニティでも積極的に活動する。直近では、東京都のCovid-19情報サイトの立ち上げに中心的に関わり、シビックテックの力を社会に見える形で発信した。


PROCESS:03 登壇者

Urban Innovation Japan 代表
吉永 隆之 氏

神奈川県出身 1980年生まれ。 神戸市 ITイノベーション専門官。 慶應義塾大学 経済学部卒業後、NTTコムウェア、アクセンチュアと転職を経ながら10年間通信事業者向けの業務システムの構築に携わる。 2014年7月からCode for Japanのフェローシップ第1号として福島県双葉郡浪江町役場に勤務。東日本大震災と原発事故の影響で全町民避難中の浪江町でタブレットを使ったコミュニティ再生のプロジェクトにPMとしてとして参画しアプリ開発に従事。2016年4月より神戸市イノベーション専門官に。現在行政とスタートアップが協働する課題解決プロジェクト「Urban Innovation Japan」運営に携わる。




開催したイベントの動画アーカイブ



事前説明会


開会メッセージ 鈴木康友・浜松市長


ハッカソン1日目(2020年11月28日開催)


ハッカソン2日目(2020年12月5日開催)


ハッカソン3日目(2020年12月11日開催)


アフターフォロー(2021年1月23日開催)


協力・技術提供組織

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主催:浜松市
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浜松市ささえあいハッカソン運営事務局: 株式会社HackCamp
:info@hackcamp.jp


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